2022年11月30日 災害時に役立つマンホールトイレ、ポータブル電源を寄贈しました!

(株)クリンパートナーズ須崎では、地域貢献の一環として、下水道事業に関連することで、地震等の被災時に市民の方に貢献できる方策はないかと検討を行ってきました。検討の結果、地震や津波の被災時に避難所において役立つ備品として、マンホールトイレ、ポータブル電源ソーラーパネルセット等を市に寄贈致しました。

これらの備品の使用は以下を想定しています。

須崎市総合保険福祉センター(市役所の西側庁舎1階)が、市の避難待機場所(想定人数約50人)の一つとなっています。この建物内のトイレ洗浄水は、雨水貯留槽の水を屋上タンクにポンプアップして館内に配水し使用しているため、被災時には停電等で建物内のトイレが使用できなくなる可能性があります。

阪神・淡路大震災や新潟県中越地震では、トイレが遠い・暗い・怖い等の理由で使い勝手が悪いと、トイレに行く回数を減らし、特に高齢者は、水や食料を控えて脱水症状やエコノミークラス症候群を引き起こす事例が多く発生したとの報告があります。

このような事態を避けるためにも、有事の際には、避難所の直ぐ横のマンホール上に直接設置可能なマンホールトイレをご利用頂ければと思います。また、避難者の方が待機場所において、携帯電話の充電やお湯を沸かしたりする上で役立つ、ポータブル電源も有効であると思われます。

なお、これらの備品は、普段は市役所の防災備蓄品保管室に置いて頂き、避難所での生活が生じた際にご利用頂ければ幸いです。

(以下、11月30日に市役所会議室で行われた寄贈式、実施設見学時の写真)

寄贈式会場
目録と感謝状贈呈後(市長、CPS社長)
マンホールトイレ実施設見学
ポータブル電源、ソーラーパネル実機見学